2008年09月03日

iPhone で 3G をオフにすると音声通話ができなくなるのは日本だけ? (9/4 追記)

iPhone の料金体系が変更され、3G を使用しなければ料金が安くなると理解した。その後、料金自体も値下げされた。

9月になったので、1カ月間を 3G を使用せずに過ごしてみようと思った。料金にどのような差が現れるのかを確認してみたいと思ったからだ。

どっこい、そうはいかなかった。

iPhone には電話を使用できなくする「機内モード」というものがある。設定アイコンをタップすると一番上に表示される。キャリアの電波を拾いにゆくことを制限して、航空機内でネットに接続しないモードでだけ使用できるようにするものだ。

そのページの3番目のブロックの一番上に「一般」という項目がある。タップすると表示されるページのふたつめのブロックの一番上に「ネットワーク」という項目がある。タップすると、一番上に「3Gを有効にする」という項目があり、オン・オフが切り替えられるようになっている。すぐ下の説明文は「3Gを使用すると、データをより速く読み込むことができますが、バッテリーの保ち時間が短くなる場合があります。」というものだ。

バッテリー節約のために、「3Gを有効にする」をオフにしようと考える者もいることだろう。これが曲者なのだ。

3G をオフにすると、普通の電話も使用できなくなるのだ。つまり、機内モードと同じことなのだ。3G をオフにすると電話機能が使えなくなると思う人はいないのではないか。

そのように設定しているのは Apple ではなくソフトバンクなのだ。ソフトバンクでは、iPhone では 3G 以外の、2G などの電波を使用しての通話はできないようにしているのだ。Wi-Fi でも通話はできない。

アンテナが立っていても 3G という文字が表示されないことがある。そういう場所では電話が使用できないということなのだ。ソフトバンク iPhone テクニカルサービスで確認したのだが、あくまでも、通話するには 3G の電波を必要としているということなのだ。

ところが、3G の表示がなくても電話ができた。現在、アンテナは立っているけれども 3G の文字が表示されていないところにいる。ためしてみると、かけることもできたし、受けることもできたのだ。「3Gを有効にする」をオフにすると、かけることも受けることもできなくなった。

電話機として使用するためには、3G をオフにしてはならないということなのだ。iPhone であって iPod ではないのだ。電話機として使用しないなどということは、まず、ありえないことであろう。

アメリカでは事情は異なるようだ。
3Gネットワークのカバーは弱く、幾度となく通話が途切れてしまうことや、この問題を回避するためには、3Gでの接続をオフにするようにと、カスタマーサービス担当者からアドバイスを受けた
3G をオフにしても通話ができるということなのだ。

ソフトバンクは最低料金と最高料金を設定し、あいだは比例制とし、のちに最低料金を下げたのだが、すべては目くらましだといえるのではないか。3G をオンにしておれば、基地局をさがすために電波を発するので、使用していなくてもパケット数は増えてゆく。すぐに料金の上限に達してしまうのだ。

ソフトバンクは、3G をオフにしたときにも通話ができるようにしておくべきであろう。


〈「iPhone 3G」ネットワーク環境への不満が米国で噴出〉──毎日jp 2008/7/24──


【追記】2008-09-04
アップルのサイトの「〈iPhone - 使いこなすためのヒント〉」の、「設定>ネットワーク」の上から2番目に「3Gを有効にする/無効にする:」という項目があり、
タップして3Gのオン/オフを切り替えます。
3Gを使用すると、インターネットデータの読み込み速度が向上する可能性がありますが、バッテリー寿命が短くなることがあります。電話をたくさんかける場合は、バッテリー寿命を長くするために3Gをオフにすることをお勧めします。
と書かれている。3G をオフにしても電話をかけられるのだ。むしろ、「電話のときは 3G がオフの方がいい」ということをいっている。ソフトバンクはどうして 3G をオフにすると電話がかけられないようにしたのだろうか。
posted by showhay at 17:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 社会
この記事へのコメント
私もiPhoneを使っています。

おっしゃる通りです。共感しました。
softbankのワナ?とも思えます。
自分ではメールもさほど使わず、Safariなどでインターネット接続する際には、Wi-fi接続時に限る、といった使い方をしていたのに、料金明細をみるとパケット使用量が「はっ?そんなに使った覚えはないのに何故?」と思えるほど多くなっており、不可解に感じていました。

ちなみに、中国でローミングした際、3GをOFFでも通話可能でした。

ひょとして3G対応携帯ってすべてそういったワナ?があるんですかね?それともiPhoneに限ったことなんでしょうか。。
何れにしても、「ずるがしこい!」といった感が否めません。
Posted by たかはし at 2008年12月20日 21:13
ソフトバンクのシステムがアメリカの電話システムとは異なっているのが原因ですね。"3Gでしか"電話ができないのです。

3Gパケット通信を遮断するものの電話はできるというソフトをインストールし、Wi-Fi を切りますと、メールは受信できなくなりました。しかし、電話はできました。

この状態で20日間ほど試してみたのですが、料金に大差がないことが分かりました。おそらく、3Gの電波を探すために電波が出ているのでしょう。

iPhone をフルにつかおうとするには、料金の上限を支払わなければなりませんね。フルに使うことにしましょう。アプリも各種いろいろと出ており、3Gパケットを使用するものも多いことですしね。
Posted by grnrokko at 2008年12月20日 22:47
3Gではなくモバイルデータ通信をOFFにするんだよ?
Posted by huhuhu at 2012年04月22日 15:11
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